グランサンクタス淀屋橋
グランサンクタス淀屋橋 | |
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情報 | |
旧名称 | 大阪農工銀行ビル |
用途 | 集合住宅 |
旧用途 | 銀行 繊維商社のオフィス |
設計者 | 川瀬普也、藤川智徳、松本ひかり (IAO竹田設計) [1] |
施工 | 鹿島建設 |
建築主 | オリックス不動産 |
管理運営 | ジャパン・リビング・コミュニティ |
構造形式 | 鉄筋コンクリート構造 |
敷地面積 | 774 m² [1] |
建築面積 | 487 m² [1] |
延床面積 | 5,666 m² [1] |
階数 | 地上13階,地下1階[1] |
戸数 | 住居60戸、店舗1戸[2] |
竣工 | 1918年(大正7年) |
開館開所 | 2013年9月 |
改築 | 2013年7月 |
所在地 | 〒541-0042 大阪府大阪市中央区今橋3丁目2番1号 |
座標 | 北緯34度41分25.4秒 東経135度30分12.5秒 / 北緯34.690389度 東経135.503472度 / 34.690389; 135.503472 (グランサンクタス淀屋橋)座標: 北緯34度41分25.4秒 東経135度30分12.5秒 / 北緯34.690389度 東経135.503472度 / 34.690389; 135.503472 (グランサンクタス淀屋橋) |
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グランサンクタス淀屋橋 (ぐらんさんくたすよどやばし、英語表記 : GRAN SANCTUS YODOYABASHI) は大阪府大阪市中央区にある集合住宅。下層が大正時代、上層が平成時代に建築された。グッドデザイン賞、大阪都市景観建築賞受賞。
沿革・概要
旧大阪農工銀行ビルは建築家・辰野金吾が創立した辰野片岡建築事務所の設計により1918年に竣工。当初は、近い時期の辰野の作品である大阪市中央公会堂やオペラ・ドメーヌ 高麗橋などと同様に、赤レンガの外壁が特徴であった。1929年、東側の三休橋筋が拡幅されるため、建築家・國枝博によって改修された。その際、アラベスク模様のテラコッタが特徴的なクリーム色の外観に一新された[3]。
1968年からは八木通商の本社として使用されてきたが[2]、2010年、オリックス不動産が建物を入手し、「曳家工法」で外壁部分を再利用する計画が進められた。2011年、鹿島建設が建物の解体に着手。2012年9月、3回にわたる保存外壁の曳家を完了。2013年7月、上層部竣工。全60戸の集合住宅が販売された。正面部分 (ファサード) にイスラーム建築に見られる唐草模様やアラベスク文様が施され、コーナー曲線が保存されている[4]。
表彰
近隣施設
脚注
- ^ a b c d e “グランサンクタス淀屋橋物件概要”. 鹿島建設. 2022年2月5日閲覧。
- ^ a b 『関西初、歴史的建造物の外観を生かした分譲マンション『グランサンクタス淀屋橋』販売開始』(プレスリリース)オリックス不動産株式会社、2012年7月3日。https://www.orix.co.jp/grp/company/newsroom/newsrelease/120703_ORIXG.html。2022年10月13日閲覧。
- ^ (高岡、倉方、嘉名 2015, pp. 28–29)
- ^ “『グランサンクタス淀屋橋』曳家工事完了”. 鹿島建設. 2022年2月5日閲覧。
- ^ “集合住宅 [価値ある既存建物の外壁を保存した集合住宅〜グランサンクタス淀屋橋〜]”. 公益財団法人日本デザイン振興会. 2022年2月5日閲覧。
- ^ “第35回 大阪まちなみ賞 受賞作品 -2015- (平成27年)”. 大阪都市景観建築賞運営委員会. 2022年2月5日閲覧。
参考文献
大阪都市景観建築賞受賞作品 – 第35~39回 | |
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第39回 2019年度 |
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第38回 2018年度 |
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第37回 2017年度 |
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第36回 2016年度 | |
第35回 2015年度 |
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個人宅は未掲載 - 30~34回 - 35~39回 - 40~44回 |
グッドデザイン[土木・環境整備・地域開発・都市デザイン/建築物・空間・施設/都市・地域・コミュニティづくり/社会基盤、プラットフォーム/住宅・設備ほか](2011 - 2015) | |
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2011 |
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2015 |
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