熊谷桜子

熊谷 桜子
Sakura Kumagai
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1989-07-02) 1989年7月2日(34歳)
出身地 大阪府大阪市
ラテン文字 Sakura Kumagai
身長 166cm
体重 60kg
血液型 O型
選手情報
愛称 サクラ、リン
ポジション S
指高 207cm
利き手
スパイク 280cm
ブロック 262cm
テンプレートを表示

熊谷 桜子(くまがい さくら、1989年7月2日 - )は、日本の元女子バレーボール選手である。現姓は重宗[1]

来歴

大阪府大阪市都島区出身。実姉の影響で小学4年からバレーボールを始める。

大阪国際滝井高校では、春高バレー優勝やインターハイ準優勝など輝かしい戦績に大きく貢献。卒業後は「バレーボールを続けられるなら」という理由で9人制バレーの実業団「パナソニック・エナジー」に入団したが、北京オリンピックバレーボール競技の中継を見て「6人制に戻りたい」との意を強くする。タイミングよくデンソー・エアリービーズからオファーがあり、2009年に移籍。2009/10シーズン当初から正セッターとして活躍し、2009/10プレミアリーグ新人賞を受賞した。

2010年12月、全日本選手権初優勝に貢献した。2012年シーズンから同チーム副主将[2]

2013年9月末日をもって、デンソーを退団[3]。翌月に岡山シーガルズに移籍した[4]。しかし、移籍規定により、2013/14V・プレミアリーグ不出場を余儀なくされた[5]。2014-15シーズン、2014/15V・プレミアリーグに選手登録され、ようやく岡山の選手としてのリーグ戦出場が可能となった[6]

2015年5月16日、岡山を退団[7]、同年8月に自身のツィッターでパナソニックESブルーベルズ(旧パナソニックエナジー)へ復帰することを公表した[8]。同年9月3日、パナソニックESブルーベルズは熊谷の入団を発表した[9]

2019年、現役引退し社業に専念[10]

所属チーム

受賞歴

  • 2010年 - 2009/10プレミアリーグ 新人賞

個人成績

Vプレミアリーグレギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り[11]

シーズン 所属 出場 アタック ブロック サーブ レセプション 総得点 備考
試合 セット 打数 得点 決定率 効果率 決定 /set 打数 エース 得点率 効果率 受数 成功率
2009/10 デンソー 28 101 55 27 49.1% % 17 0.17 328 22 6.70% 14.0% 0 0.0% 66
2010/11 26 104 66 22 33.3% % 13 0.13 333 3 0.90% 8.7% 4 0.0% 38
2011/12 21 78 39 8 20.5% % 17 0.22 328 17 5.18% 14.0% 2 50.0% 42
2012/13 28 104 39 20 51.3% % 11 0.11 297 13 4.38% 12.6% 5 0.0% 44
2014/15 岡山 13 23 2 1 50.0% % 0 0.00 28 1 3.57% 12.5% 1 100.0% 2

参考文献

  • 月刊バレーボール 2010年3月号 23ページ

脚注

  1. ^ “パナソニックESブルーベルズ(2018シーズン):: 9人制バレーボール”. www.9volleyball.jp. 2024年3月3日閲覧。
  2. ^ “2012年度 デンソーエアリービーズ新体制について(2012.6.13)”. デンソー・エアリービーズ (2012年6月13日). 2013年3月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月2日閲覧。
  3. ^ “熊谷桜子選手の退団について(2013.10.1)”. デンソー・エアリービーズ (2013年10月1日). 2013年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月2日閲覧。
  4. ^ “シーガルズ、熊谷桜子を獲得 元デンソーの正セッター”. 山陽新聞 WebNews (2013年10月29日). 2013年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月2日閲覧。
  5. ^ “新加入の熊谷、軽快にプレー シーガルズ、笠岡で公開練習”. 山陽新聞 WebNews (2013年10月29日). 2013年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月2日閲覧。
  6. ^ “岡山シーガルズ チーム登録選手”. Vリーグ機構. 2014年12月2日閲覧。(岡山の2014/15V・プレミアリーグ登録メンバー)
  7. ^ 山陽新聞. “卜部、関らシーガルズ5選手退団 今後はチーム離れ、別々の道へ”. 2015年5月16日閲覧。
  8. ^ 熊谷桜子 公式ツィッター. “ご報告”. 2015年8月13日閲覧。
  9. ^ パナソニックESブルーベルズ. “選手・スタッフ紹介”. 2015年9月4日閲覧。
  10. ^ “引退7選手(平野・津田・内藤・重宗・樽岡・須藤・芳川)のご挨拶 | 活動レポート | 女子バレーボール部 パナソニック ブルーベルズ | エレクトリックワークス社 | Panasonic”. panasonic.co.jp. 2024年3月3日閲覧。
  11. ^ Vリーグ機構. “選手別成績”. 2015年2月27日閲覧。

外部リンク

V・プレミアリーグ女子新人賞
日本リーグ
1970年代

74-75 該当者なし / 75-76 須藤佳代子 / 76-77 江上由美 / 77-78 結城てり江 / 78-79 キャロル・ピーターセン / 79-80 吉川良子

1980年代

80-81 杉山加代子 / 81-82 中田久美 / 82-83 置田佳子 / 83-84 松並早苗 / 84-85 宮島恵子 / 85-86 益子直美 / 86-87 高橋有紀子 / 87-88 佐藤伊知子 / 88-89 廣紀江 / 89-90 福田記代子

1990年代

90-91 該当者なし / 91-92 多治見麻子 / 92-93 小林あい子 / 93-94 森山淳子

Vリーグ
1990年代

94-95 備前夕子 / 95-96 中野由紀 / 96-97 佐々木みき / 97-98 満永ひとみ / 98-99 杉山祥子 / 99-00 高橋みゆき

2000年代

00-01 大友愛 / 01-02 冨田寧寧 / 02-03 井村仁美 / 03-04 大山加奈 / 04-05 河村めぐみ / 05-06 木村沙織

V・プレミア
リーグ
2000年代

06-07 石川友紀 / 07-08 坂下麻衣子 / 08-09 宮田由佳里 / 09-10 熊谷桜子

2010年代

10-11 新鍋理沙 / 11-12 森谷史佳 / 12-13 近江あかり / 13-14 奥村麻依 / 14-15 柳田光綺 / 15-16 古賀紗理那 / 16-17 小田桃香 / 17-18 黒後愛

V.LEAGUE
DIVISION1
2010年代

18-19 関菜々巳 / 19-20 石川真佑

2020年代